教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
生物資源学専攻では、生物資源学とその関連領域に関する幅広い知識と技術を備え、生物資源の⾼度利用や1次産業の成⻑産業化の観点から、地域に根ざしてグローバルに活躍できる人材を養成するために、以下の⽅針で教育課程を編成・実施する。
1.教育課程の編成と教育⽅法
学位授与の⽅針を実現するために、最終的に修⼠論⽂作成に係る研究指導体制に集約できるように整備した教育課程と教育⽅法とする。
学識と研究能力及び⾼度専⾨職業能力
生物物資源学分野の周辺領域も含めた深い知識と技能を基にした論理的分析能力と課題探求・問題解決能力、さらに社会の変化に柔軟に対応できる自律的な応用力と創造力を涵養する体系的な講義科目、演習科目の編成とし、常に自身の研究の立ち位置が確認でき、それを深化させられるような⾼度専門職業能力に加え、生物資源学分野において新たな価値を創成できる能力を養成する教育を施す。
豊かな⼈格と教養及び自発的意欲
豊かな⼈格と教養、高い倫理観並びに自発的意欲を育て、社会の変化に柔軟に対応できるコミュニケーション能力や自律的な応用力と創造力を涵養できる講義科目や実習科目を開設する。そこでは、自身の特定の研究分野だけに捕われない教育を施す。
国際的発信力及び社会貢献
⽣物資源に関する諸課題を分析し、解決に向けた世界水準を目指す先進的研究並びに技術開発を推進し、自身の研究成果を国際的に発信する能力を修得させると共に、持続可能な生物資源の活用により社会に貢献できる能力を涵養する教育を施す。
2.学修成果の評価
客観性及び厳格性を確保するため、学⽣に対して成績評価基準をあらかじめ明示し、当該基準に基づき厳格な評価を行い、修士論文に係る研究成果の審査及び最終試験を適切に行う。
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
次の能力を有すると認められた者に修士の学位を授与します。
- 学識と研究能力及び高度専門職業能力
生物資源学分野の周辺領域も含めた幅広い知識と論理的分析力を備え、総合的かつ専門的な視点から問題意識を持ち、地域社会の課題を探求し解決できる能力、並びに新たな価値を創成できる能力を有する。 - 豊かな人格と教養及び自発的意欲
コミュニケーションを通して豊かな人間関係を築きながら高い倫理観・責任感を身につけ、知性、理性及び感性が調和し、自立して行動できる能力を有する。 - 国際的発信力及び社会貢献
多様な視点から生物資源に関する諸課題を分析し、解決に向けた世界水準を目指す研究の成果を発信する能力を身につけ、持続可能な地域発展のための産業創成に貢献できる能力を有する。